吟醸粕漬けソーセージ<仙台・青葉区>
滋養成分が余りある感動の味
日本酒に「大吟醸」というのがある。酒造原料米の玄米を精米して糠を取り、50%以上も削り取った米で酒を仕込む。この高精白米を使って特殊な麹を造り、さらに超低温で発酵させると、フルーティーで切れ味がいい「吟醸酒」が出来上がる。
このように手の込んだ酒を造るので、副産物の酒粕(吟醸粕)にも芳香が残り、上品で優雅な味も宿っている。その吟醸粕に、こちらも原料を厳選し丹精を込めて手づくりされたソーセージを漬け込んで熟成させたのが「吟醸粕漬けソーセージ」だ。日本で唯一これを造っているのが、仙台市にある銘酒「勝山」の蔵元である。
このソーセージをフライパンで焼いて食べると、これまでのソーセージなど問題にならないほどの絶妙なうま味が楽しめる。実はこのソーセージを食べて、吾が輩と同じく感激した著名な漫画家がいる。『美味しんぼ』の作者、雁屋哲さんである。雁屋さんは、この吟醸粕漬けソーセージを編み出した「勝山」の主人、伊澤平一さんをモデルにした『美味しんぼ』を書いている。
酒粕には、タンパク質やアミノ酸、各種ビタミン類、さまざまな無機質(ミネラル)などが豊富に含まれていて、滋養成分の宝庫である。そこに動物性タンパク質や脂質などがぎっしりと詰まったソーセージを漬けるのであるから、栄養、滋養、強壮成分は余りあるものとなる。それをこんがり焼いて、その熱々のものをポクリポクリさせながら召し上がってごらんなさい。その美味しさに感動せぬものはおりません。
仙台市青葉区にある「勝山」の蔵の隣にある仙台勝山館に販売店があって、そこで手に入れることができる。仙台を旅した際は買い求めるといい。
取り寄せ情報 仙台勝山館
- 吟醸粕漬けソーセージ3本535円
- 022・225・4837(TEL)/022・227・2631(FAX)