icon小泉武夫の旅して食べて健康に

八重山そば<沖縄・石垣島>

栄養満点の島そばで夏の疲労回復

石垣島の空港内に「ゆうな」という名のレストランがある。そこのライスカレーがとても美味しいのでよく食べるが、石垣名物の「八重山そば」が実に美味しい。

「八重山そば」は、細めでコシの強い麺の上に、黒糖と泡盛で煮込んだ豚肉と、カマボコのせん切りをのせたものである。

沖縄では、そばと言ってもそば粉を使うのではなく、小麦粉で作るうどんのようなものである。昔は、麺を作る時の“つなぎ”に、草木灰を燃やして得た木灰を水に入れて作った灰汁を使っていたが、今はこの方法で行う製麺屋はほとんどなくなってしまった。

沖縄県全域で作られるそばの汁は、とても手がこんだ方法で調理される。どの店でも汁づくりには固有の秘伝があって、それぞれに風味に特徴がある。

ぜいたくに昆布を使い、ふんだんに鰹節を使い、さらには煮干なども使って、作り上げるのだから、まずいはずなどない。「ゆうな」では、大きな釜でそれらの材料を思うがままに使って作っている。

そのようにして作った汁には、昆布から溶け出したミネラル(無機物)類や鰹節からの豊かなたんぱく質やアミノ酸類、麺からの炭水化物、豚肉からのたくさんのたんぱく質やほど良い脂質などが絡み合う。美味しいだけでなく、栄養成分の多い汁となっているのである。

石垣島に限らず、沖縄全島には多くの島そばがあるので、おいしくすすってみるといい。沖縄の日差しを浴びたり、海で泳いだりした疲れも、いっぺんに吹き飛んでしまう。

Yaeyama

取り寄せ情報 ゆうな

  • 取り寄せ不可 八重山そば650円
  • 0980・82・7744(TEL)